新築のテレビはアンテナ工事、ケーブル、光どれが安い?3年間のコスト計算

新築でテレビを見る方法まとめ 

ご新築おめでとうございます!

引っ越し業者とのやり取りや、電気・水道・ガス・郵便の手続きを終え、「どうやってテレビを視聴しよよう?」と悩んでいる方も多いと思います。

えっ、テレビってコンセントをつなげば勝手に映るんじゃないの?
賃貸マンションやアパートではそれでいいけど、戸建ての場合はテレビの視聴方法も自分で選ばなければいけないんです。

時間がないからといってよく考えずにテレビサービスを契約してしまうと結果的に高くつき、長期で見たときに損をするおそれがあるんです。
そこでこの記事では、次の3つの内容を解説します。

  • 新築でアンテナ工事、ケーブルテレビ、光回線を契約したときの費用比較
  • ライフスタイル別オススメの視聴方法
  • 視聴方法別メリット・デメリット・契約の流れ

これから引っ越しを控えている方も、すでに引っ越しを終えた方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それではまいります。

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*2023年1月25日現在。アンテナ設置および修理の施工実績。 

新築でテレビを視聴する3つの方法

3種類の視聴方法
  1. アンテナを立ててテレビを視聴する
  2. ケーブルテレビで視聴する
  3. 光回線でテレビを視聴する

新築戸建ての場合、上記3つの方法でテレビを視聴する方が多いです。

【実際のコスト計算】3種類の視聴方法のうちテレビアンテナが1番安い

コスパがいい視聴方法のランキング

3つの視聴方法で2年間テレビを視聴したとき、月々のコストにどれぐらい差が出るのか見てみましょう。

アンテナ工事 ケーブルテレビ
(J:COM スマートオトクセレクト NET1G)
光回線
(フレッツ・てえr美+
フレッツ光ライト)
初期費用 アンテナ工事費16,500円〜 3,300円(事務手数料) 27,060円
月額費用 0円(+別途ネット代) 【12ヶ月間】5,412円
Web割引(12ヶ月間)-2,660円
【14ヶ月目〜】8,338円
825円(テレビ)
5,659円〜(ネット)
3年間の総額 16,500円〜 236,436円 260,484円

アンテナは月々のランニングコストがかからないので、長く使用すればするほどおトクになります。

これに対してケーブルテレビと光回線の場合、工事費と初回契約費にプラスして月額契約料有料チャンネルの契約費が発生するので、長期で使用すればするほどトータルコストが高くなってしまうんです。

しかしケーブルテレビと光回線は、アンテナを設置できない弱電界地域でも設置できたり、ここでしか見ることのできない有料チャンネルもたくさん揃っているという特徴があります。

どの方法を選ぶべきかは、あなたが住んでいる地域や見たい番組によって変わります。

【ライフスタイル別】オススメの視聴方法

3つの視聴方法のバブルチャート

ここからは「トータルコスト・電波状況・番組数・高速ネット」という4つの観点から、それぞれの視聴方法の特徴を見ていきましょう。
それぞれの行をタップすると、該当の見出しへスクロールします!

1. 「トータルコストを抑えたい」ならテレビアンテナ

八木式アンテナ

【オススメ度高】テレビアンテナ>>>>ケーブルテレビ>>光回線

【理由】

前のトピックでもお伝えした通り、テレビアンテナは1度設置してしまえばランニングコストがかかりません。
さらにアンテナの寿命は10〜15年と、かなり長持ちします。
これから新築戸建てで暮らす予定の方にとって、アンテナ設置はもっともコスパのいい視聴方法です。

⇛アンテナのメリット・デメリットはこちら!

2. 「電波の少ない場所に住んでいる」ならケーブルテレビ

電柱とケーブルテレビの線

【オススメ度高】ケーブルテレビ>光回線>>>テレビアンテナ

【理由】

ケーブルテレビは、「弱電界」と呼ばれる電波の少ない地域で用いられる視聴方法です。
弱電界では、アンテナを設置してもテレビが映らなかったり、映像にノイズが入ることがあります。

大抵の場合は電波を増幅する機器を入れることで改善しますが、状況が深刻な場合は最寄りのケーブルテレビ局から各家庭に有線を引くことになります。

引越し先の電波状況がわからない場合は、まず近所の方がどんな方法でテレビを見ているかリサーチしてみてくださいね。

⇛ケーブルテレビのメリット・デメリットはこちら!(この記事の下にスクロールします)

3. 「たくさんの番組を視聴したい」ならケーブルテレビか光回線

たくさんの番組にリモコンを向ける手

【オススメ度高】ケーブルテレビ光回線>テレビアンテナ

【理由】

ケーブルテレビ光回線は、専門チャンネルの多さも魅力的です。

テレビアンテナは、地デジアンテナのほかにBSCSアンテナをセットで設置し、さらに各衛星放送の有料チャンネルを契約すれば専門番組を視聴できる…という、けっこう面倒な仕組みになっています。
それに対してケーブルテレビや光回線は、契約時に有料チャンネルを選択すれば、最初から専門番組を視聴することができますよ。

それ以外にも、ケーブルテレビと光回線は地域の自主制作チャンネルラジオ放送を配信しています。
とくにケーブルテレビでは、会社ごとにさまざまな番組別パックがあり、見たい番組だけを選んで組み合わせることも可能です。

番組数こだわりのある方は、先に配信番組をチェックしてから視聴方法を決めることをオススメします。

⇛ケーブルテレビのメリット・デメリットはこちら!(この記事の下にスクロールします)

4. 「高速インターネットを使用したい」なら光回線

光回線

【オススメ度高】光回線>ケーブルテレビ>テレビアンテナ

【理由】

光回線とケーブルテレビは、テレビだけでなくインターネットや電話回線をセットで契約できます。

とくに「インターネットの速度にこだわりがある」という方には、高速インターネットをセットで契約できる光回線がオススメです。
『自分にあった光回線or光コラボ+テレビサービス』で契約すると、ネットもテレビも満足のいくものを選べますよ。

⇛光回線の種類とメリット・デメリットはこちら!(この記事の下にスクロールします)

新築のアンテナ工事の種類・メリット・デメリット

八木式アンテナ

まずは屋根上や壁面、屋内などにテレビアンテナを設置し、地デジや衛星放送の電波を受信する方法です。

新築のアンテナ工事の費用

視聴できる放送 地上デジタル放送 BSCS放送(2K)
アンテナの名称 八木式アンテナ デザインアンテナ BS110°CSアンテナ
外見
八木式アンテナ
デザインアンテナ
 BSアンテナ
トータル工事費 40,000円〜 50,000円〜 40,000円〜(※4K8Kアンテナは+10,000円〜)
特徴 電波が強い。魚の骨のような形 八木式アンテナよりも電波が弱い。長方形の箱型 お皿のような形

どのアンテナを選ぶかによって、設置にかかる工事費が異なります。
たとえば地デジ用の八木式アンテナは、屋根の上に設置することが多いアンテナです。

なので工事の際には、アンテナ本体費に加えて支柱となるアンテナマスト、土台となる屋根馬、それを4方向から支えるワイヤーなどがプラスされます。

さらに各部屋のテレビへつなぐ配線ケーブルや電波量を調節するブースターも加算され、トータル工事費の相場が40,000円〜となっています。

新築でアンテナ工事をするメリット

アンテナを設置する最大のメリットは、先ほどもお伝えしたとおり、1度設置してしまえばそのあとはランニングコストがかからないことです。(※NHK受信料や衛星放送の有料番組契約をのぞく)

それ以外にも、テレビを視聴する際のメリットがたくさんあります。

  • 地デジ放送・BS放送の無料番組を視聴できる
  • アンテナ1つで複数のテレビに映像を映せる
  • 複雑な料金プランが存在せず、仕組みがシンプル
  • 修理の際には火災保険が適用されるケースがある

新築でアンテナ工事をするデメリット

一方、アンテナ設置のデメリットは主に初期費用と設置条件です。

  • 本体費・工事費などの初期費用がかかる
  • 電波の弱い地域では設置できない可能性がある
  • 天候の影響で映りが悪くなる場合がある
  • BSCS放送は別途契約が必要

新築でアンテナ工事をする流れ

続いて、アンテナ工事の流れも見てみましょう。

  1. 問い合わせ〜電話見積もり
  2. 現地調査〜見積もり確定
  3. 工事〜チャンネル設置
  4. 支払い〜作業終了

4つの各段階で気をつけたほうがいいポイントがあるので、新築のアンテナ設置を例に挙げて、くわしく説明しますね。

(1)工事を依頼する業者を選ぶ

アンテナ設置はお店に依頼するケースと自分でDIYするケースがありますが、新築のテレビアンテナ工事は、基本的に業者に依頼することをオススメします!

新築戸建てには、電波工事で最低限必要な機材が揃っていないため、最初に壁ない配線やブースターの設置などの専門的な作業が必要になるんですよね。

ハウスメーカーにアンテナ工事を依頼することもできますが、かえって工事費が高くなるケースがあるので注意が必要です。事前の相見積もりでしっかりと比較しましょう。

↓の記事で私が厳選したオススメ業者を紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

【経験者が語る】テレビアンテナ工事のオススメ業者と選び方

アンテナの基礎知識

【経験者が語る】テレビアンテナ工事のオススメ業者と選び方

これからアンテナ工事を控える方へ、アンテナ工事業者の種類と選び方を解説します!

今すぐ記事を読む
(2)問い合わせ〜電話見積もり

アンテナ工事の問い合わせは、引っ越し日の1〜2週間前には済ませておきましょう。
とくに引っ越しシーズンは業者のスケジュールが埋まりやすいので、立ち合い可能な日にちを早めに押さえておくことをオススメします。

工事開始は物件の引き渡し後、最低限建物の上棟と電気工事が終わっていれば作業可能です。
「引っ越しの前後はバタバタして、アンテナどころじゃないかも…」と懸念している方は、物件の引き渡し後、引っ越しまでの間に工事を依頼すればOKです。

(3)現地調査〜見積もり確定

アンテナ工事では、口頭や書面だけで工事をに入る業者はめったにありません。
逆にそのような業者がいたら、「詐欺業者なんじゃない?」と警戒したほうがいいレベルです…。

「現地調査」を行い、お家の電波状況を調べてから、正確な見積もりを出してくれる業者がほとんどです。
時間に余裕がある方はこの間に相見積もりをして、1番いいと思った業者に依頼するのもアリです。

(4)工事〜チャンネル設定

工事にかかる時間は、長くても半日以内
早ければ1〜2時間程度で終了します。

業者はアンテナ本体の設置だけでなく、テレビのチャンネル設定や映りの確認もやってくれるので、新築の方には嬉しいですね。

ただし引っ越し前に工事を依頼する場合、テレビがなくても工事は可能ですが、チャンネル設定作業はなくなりますので注意してください。


アンテナ工事の流れは以上です。
続いて、ケーブルテレビの特徴をくわしくお伝えします!

ケーブルテレビや光回線に興味のない方は、この先の「新築で人気のテレビアンテナ」の見出しまでスキップしてくださいね!

⇛新築で大人気!「デザインアンテナ」の特徴は?

新築でケーブルテレビを契約する費用・メリット・デメリット

電柱とケーブルテレビの線

ケーブルテレビとは、その名の通り最寄りのケーブルテレビ局から各家庭にケーブル(有線)を引いてテレビを視聴する方法です。

新築のケーブルテレビ契約にかかる費用

名称 テレビ+ネット+電話 テレビ+ネット
月額費用 7,580円〜 2,500円〜
初期費用
(開通工事費)
5,000円〜37,500円
違約金
(2年以内)
20,000円
解約撤去費 4,800円
全解約撤去費 9,800円

※上記費用は、大手ケーブルテレビ会社のプラン料金を参考にしています。

ケーブルテレビの開通工事では、家を落雷から守る装置である「保安器」を外壁に設置し、電柱から宅内にケーブルを引き込みます。

契約ももちろんのこと、解約にもお金がかかります。
2年以内に解約した場合、20,000円の違約金が発生するので注意してください。

最初に設置した保安器やケーブルを残した状態で、サービスだけ解約するのが「部分撤去」
すべての装置を取り外す際にかかるのが「全撤去」です。

新築でケーブルテレビを契約するメリット

ケーブルテレビのメリットは、なんといってもアンテナでは対応しきれない地域や番組をカバーしている点です。

  • アンテナを設置できない弱電界地域でもテレビを視聴できる
  • 専門チャンネルの数が豊富(※有料契約あり)
  • インターネットや固定電話回線とセットで契約できる
  • 天候に左右されずキレイな映像が楽しめる

新築でケーブルテレビを契約するデメリット

一方ケーブルテレビのデメリットはというと、月々の固定費やシステムの複雑さです。

  • 月々のランニングコストが高い
  • 料金プランの仕組みが複雑
  • インターネット回線が遅い場合が多い
  • 他社のプラン・サービスへの乗りかえが難しい

新築でケーブルテレビの工事をする流れ

続いて、ケーブルテレビ工事の流れも紹介します。

  1. 契約する会社を選ぶ
  2. 契約プランを選ぶ
  3. 問い合わせ〜工事
今まで住んでいた地域はテレビアンテナが主流だったけれど、引っ越し先はケーブルテレビを契約するお宅が多いみたい…

このような方は、ケーブルテレビの手続き方法がわからず、不安を感じるかもしれませんね。
ということで、各段階での注意点も一緒に見ていきましょう。

(1)契約する会社を選ぶ

あなたの契約するケーブルテレビ会社は、住んでいる地域によって違います。
どういうことかというと、J:COMのような大手ケーブルテレビ会社以外では、その地域に根ざしたケーブルテレビ会社と契約する必要があるんです。

対応地域外の場合そもそも契約できませんので、インターネットから「◯◯市 ケーブルテレビ」など住んでいる地域名で検索してみてくださいね。

⇓総務省が公開している地域別ケーブルテレビ会社一覧はコチラ⇓

総務省|関東総合通信局|ケーブルテレビ事業者一覧(別窓で開きます)

(2)契約プランを選ぶ

契約できる会社がわかったら、それぞれのホームページに移動して、プラン内容や料金を確認してみてください。
このとき、テレビ以外に固定電話やネット回線を契約する場合、そちらの条件も合わせてチェックしておきましょう。

たとえば固定電話を契約する場合だと、下のように電話番号をどうするかによって料金が変わるので注意しましょう。

  • 今までの番号をそのまま引き継ぐ
  • 新しい番号を取得する

インターネットを契約する場合は、月々のギガ数で月額契約料が変わってくるため、プラン内容はじっくり考えて決めてくださいね。

(3)問い合わせ〜工事

契約する会社とプランが決まったら、電話かメール申し込みをしましょう。
時期によっては工事日の予約が埋まってしまう可能性がありますので、遅くとも希望日の1〜2週間前には問い合わせておきましょう。

会社によって、口頭で見積もり・日程が決まる場合と、現地調査が必要になる場合にわかれます。

工事当日は、立会いが必要です。
工事にかかる時間は会社によって異なりますが、早くて1〜2時間、遅くて半日程度見ておいたほうがいいでしょう。


以上、ケーブルテレビ工事の流れでした。
最後に、光回線の特徴とオススメの光コラボをお伝えします。

※光回線に興味のない方は、このトピックをまるごとスキップしてくださいね!

⇛【経験談】1番オススメなのはテレビアンテナ!その理由とは?(この記事の下にスクロールします)

新築で光回線を契約する費用・メリット・デメリット

光回線のルーター

光回線が提供するテレビサービスは、「フレッツ・テレビ」「ひかりTV」の2つです。

新築で光回線を契約する費用

フレッツ・テレビ ひかりTV
月額費用 750円〜 1,000円〜
初期費用
(登録料+工事費)
20,000円〜50,000円 0円〜
違約金
(2年以内)
9,500円

※フレッツ光の違約金

10,000円

※初期費用と違約金は、フレッツ光を契約している場合の金額を想定しています。

費用面以外の大きな違いとしては、番組数の違いが挙げられます。

地デジの民法とBS番組を視聴できるのがフレッツ・テレビ
CS番組や専門チャンネル、ビデオオンデマンドに力を入れているのがひかりTVと考えてOKです。

それでは、光回線のメリットとデメリット、工事の流れを順番に見ていきましょう。

  1. 光回線のメリット
  2. 光回線のデメリット
  3. 光回線の流れ

新築で光回線を契約するメリット

光回線のテレビを視聴する1番のメリットは、速度の早いインターネットを同時契約できること。

「何よりもネットが最優先! それにテレビをつけられるなら、オプションでつけようかな」という方にオススメです。

  • 高速インターネットを使用できる
  • テレビ・ネット・携帯料金をセットで契約できる
  • 有料チャンネルの数が豊富
  • 家の外観を崩さない

新築で光回線を契約するデメリット

一方で光回線の最大のデメリットは、アンテナ・ケーブルテレビと比較してトータルコストがもっとも高いことです。

  • トータルコストが最も高い
  • 視聴できるテレビの台数が限られる
  • 他社のプラン・サービスへの乗り換えが難しい
  • 工事の予約が取りづらい

新築の光回線の選び方

新築では、フレッツ光以外にも、「光コラボ」を選んだほうがお得になる可能性があります。
「光コラボ」とは、NTTの光回線が全国のネットワーク会社や電力会社とコラボしてできた、独自の回線やサービスのことです。

テレビCMで「docomoひかり」「auひかり」という名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、これも光回線と携帯会社が提携してできた光コラボなんです。

契約する光回線会社(光コラボ)の選び方によって割引が適用される可能性があるので、ホームページをよくチェックして1番おトクな会社を選ぶようにしましょう。

住んでいる地域から光回線を選ぶ

地方の電力会社が提供する光コラボのうち、オススメはこちらです。

それぞれのテレビサービスを見てみると、地デジ・BS放送が視聴できるプランと、CS放送が視聴できるプラン2つがあることがわかります。

それぞれの光回線工事にかかる初期費用と、テレビサービスをオプション契約する場合の月額費用は以下の通りです。

光コラボ 初期費用(工事費) 地デジ・BS放送
(月額費用)
CS放送
(月額費用)
コミュファ光
(中部)
700円〜25,000円 460円〜 2,300円〜
eo光
(関西)
3,000円〜 3,239円〜 3,515円〜
MEGA EGG
(中国)
45,000円 800円〜 3,500円〜
ピカラ光
(四国)
0円 ※対応エリアのケーブルテレビと契約 毎月200円〜1,300円の割引
BBIQ光
(九州)
800円〜36,000円 500円〜 2,400円〜

※上記月額料金には、インターネット使用料は含まれておりません。

eo光、BBIQ光などは、テレビサービスだけを契約することも可能です。(工事費の割引が適用されない場合があります) 

上記エリア対応外の方や、携帯会社に払う料金にネット・テレビの月額支払いをまとめたい方は、今使っている携帯会社から光コラボを選ぶことをオススメします。

というわけで、現在契約している携帯会社から光コラボを選ぶ方法をお伝えします。

携帯会社から光コラボを選ぶ

各携帯会社が提供している光コラボはこちらになります。

それぞれの契約費用と、テレビをオプション契約した場合の月額費用も見てみましょう。

携帯会社別光コラボ テレビサービス CS放送
(月額費用)
ドコモ光(docomo) ひかりTV for docomo・地デジ+専門チャンネル79ch+ビデオオンデマンド 2,500円〜
ソフトバンク光
(ワイモバイル、その他)
ソフトバンク光テレビ ・地デジ+BS31ch+スカパー!(有料オプション) 750円〜
ビッグローブ光(au) ビッグローブ光テレビ・地デジ+BS30ch(オプションでCS) 750円〜
@nifty光(Nifmo、その他) @nifty光テレビ・地デジ+BS+CS50ch 2,973円〜

※上記月額料金には、インターネット使用料は含まれておりません。

基本的には、現在契約している携帯会社の光回線に加入するのが1番おトクになります。
契約や工事を1度で済ませられるうえ、各種光コラボの割引キャンペーンを利用することで、初期費用をグンと抑えられるからです。

1つだけ注意してほしいのですが、オプションでテレビサービスをつけられる光コラボは、フレッツ光系列の回線だけです。

たとえばau光NURO光楽天ひかりといった有名な光コラボのテレビサービスは、地デジを視聴するオプションがついていませんので気をつけてくださいね!(※有料チャンネルやビデオオンデマンドを視聴できます)

光回線の契約プランは「見たい番組」で選ぶ

契約する光コラボが決まったら、次はプランの選択に移ります。
ここでオプションとしてテレビサービスを選択すれば、回線工事を終えた直後からテレビも視聴できますよ。

光回線のテレビサービスは、標準として地デジ+BS放送が配信され、オプションとしてCSやオンデマンドを選択できるケースが多いです。
あなたが見たい番組の種類や数、家のテレビ台数によって料金が変わりますので、じっくり考えて決めてくださいね。

また、ネットとテレビ以外に携帯電話など他のサービスも契約する場合、そちらの条件も合わせてチェックしておきましょう。

プランが決まったら光回線の工事を予約する

プランが決定したら、それぞれの光回線会社のホームページに書かれた問い合わせ電話番号、もしくはWebの申込みフォームから、契約手続きを行ってください。
このとき工事日の日程も決めることになりますので、立ち合い可能な日付をあらかじめピックアップしておきましょう!

光回線の工事はかなりの混雑が予想されますので、予定日の2週間前〜1ヶ月前に予約をとっておくことをオススメします。

工事にかかる時間は、契約内容によって異なりますが、早くて1〜2時間、遅くて半日程度見ておくといいでしょう。


以上、3つの視聴方法の特徴と工事の流れをご紹介しました。

ここからは「3つの方法はわかったけど、結局どれがオススメなの?」という方へ、私の経験談を元にオススメの方法をお伝えしようと思います!

【経験談】1番オススメの視聴方法はテレビアンテナ!その理由は?

青空と地デジ・BSCSアンテナ

アンテナ・ケーブル・光回線…。
ここまで、テレビを視聴するための3つの方法をお伝えてきましたが、中でも私が1番オススメしたいのはテレビアンテナの設置です。

私は以前、テレビアンテナの工事を業者にお願いした経験があり、そのときから今まで「テレビアンテナを選んで本当によかったな」と心から思っています。

この記事を読んでいる方の中には、「アンテナは初期費用が少し高めって言っていたし、そこまでいいと思わないんだけど…」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今から、私がテレビアンテナをオススメする理由を3つ、自分自身の経験談をもとにお伝えしようと思います!

理由(1)問い合わせから工事までのスピードが早い

頼りがいのある作業員

まずはスピード面

新しい家でテレビを視聴できるようにするには、業者に依頼することになりますよね。
そんなとき、問い合わせをしてすぐに工事を行ってくれるかは非常に重要なポイントです。

とくに光回線の開通工事は、新生活が始まる2月〜5月にかけて劇的に混み合います!
ネットではこのような声も。

その点テレビアンテナの工事業者なら、専用のコールセンタースタッフを配備しているところが多いので、まず電話がつながらないなんてことはほぼありません。

さらに現地調査と見積もりが終わったあと、そのまま工事してくれる業者もあるので、待たされるイライラとは完全に無縁です。

人気サービスのコールセンターって、電話がつながらなくてずっと待たされたり、いつまでも音声ガイドが終わらないのが苦痛ですよね…。

それだけ待っても、希望日に予約をとれないケースもあって、本当に困ります!

私は以前からそのような考えを持っていたので、アンテナ工事業者に電話したときも、内心はかなり不安でした。
しかし予想とは違いスムーズに電話がつながったので、びっくり!

予約後は希望したスケジュール通りに来てくれて、工事自体も2時間ほどで終了しました。
とにかく早くテレビが見たかったので、助かりました!

アンテナの場合、ケーブルテレビや光回線のように「予約システムや契約プランが複雑でわかりにくい…」ということもありません。
とにかく最初の工事を終えればすぐにテレビが映る、シンプルなシステムもオススメポイントのひとつです!

理由(2)増税や値上がりの影響を受けにくい

日本の消費税率上昇を表すグラフ

お伝えしたとおりテレビアンテナは、最初の工事費を支払ってしまえばランニングコストがかかりません。
一方ケーブルテレビ光回線は、月々の契約料が発生するので増税の影響をダイレクトに受けてしまいます。

日本の消費税率は年々上がり続けているので、何もしなくてもランニングコストが高くなっていく計算になるんですよね。

これは何も、ケーブルテレビや光回線の月額契約料にかかる消費税率だけの話ではありません。
大手ケーブルテレビ会社や光回線のテレビサービスは、このような影響を受けて今までに何度か料金を値上げしています。

ネットで調べると、このような声も。

いつどんな理由で値上げされるかわからないので、安易に契約するのはオススメしません!

私は毎月の引き落とし料金を通帳で確認するとき、いつも「アンテナを設置してよかった〜」と思うんですよね。
やっぱり、お金は大切ですから…。

理由(3)大規模災害時の復旧が早い

ニュースの地震速報を見て顔をしかめる女性

テレビアンテナをオススメする3つ目の理由は、大規模災害時の復旧が早いこと。
「アンテナの復旧が早いってどういう意味?」という方へ、かいつまんで経緯をお伝えしますね。

私は3.11の東日本大震災のとき、家族と一緒に暮らしていました。

被害のひどい地域ではありませんでしたが、震災直後は電気・水道・ガス・交通などさまざまなインフラが一気に止まり、「これからどうなるんだろう」と心細い思いをしたのを覚えています。

そんなとき、最も早く復旧したのが電気でした。

テレビが回復したことで、ニュースを見て全国の状況を知り、今どうすればいいかを確認できましたし、何より社会とのつながりを実感できました。

一方で、ケーブルテレビや光回線の復旧はかなり遅かったみたいです。

これからの未来、日本ではどんな災害が起きるかわかりません。
インフラの復旧事情を考えると、もしものときのためにテレビアンテナを設置しておいたほうがいいな、と思っています。

ただし屋根の上に設置する魚の骨の形のアンテナ(通称・八木式アンテナ)は、災害時に倒れてしまうおそれがあるのでオススメしません……。

そこで災害や雨風に強く、新築にオススメのオシャレなアンテナを今から紹介します!

新築で大人気!デザインアンテナの特徴は?

八木式アンテナとデザインアンテナの違い

新築のアンテナ工事で大人気なのが、画像右側にある箱型の「デザインアンテナ」です。

デザインアンテナとは地デジを見るために設置するアンテナで、従来の「八木式アンテナ」(画像左側)と違ってとてもスタイリッシュな見た目をしています。

おもな設置場所は外壁の高い位置です。
もともと配線がカバーの内側に隠れているデザインアンテナですが、軒下に設置することで、より雨風を避け、長持ちさせることができるんです!

カラーバリエーションも豊富で、白・黒・ブラウン・ベージュの4色から壁の色みにあうものを選択できます。

新築の外観を壊さず、経年劣化にも強いデザインアンテナ。
これからますます需要が高まっていくこと間違いなしです!

デザインアンテナを設置できないケースがあるって本当?

デザインアンテナは、八木式アンテナと比べて少しだけ電波が弱いというデメリットがあります。

そのため地域によってはデザインアンテナではテレビに供給する電波が足りず、映像が映らなかったり、ノイズが入ってしまう場合もあるんです…。

そんなときはプロのアンテナ専門業者に電波を依頼して、デザインアンテナを設置しても大丈夫かどうか調べてもらいましょう!

最後に…新築のアンテナ工事はお早めに!

今回の記事では、新築でテレビを見る方法についてお伝えしてきました。
最後にこの記事のまとめをお伝えします!

新築でテレビを見る方法まとめ
  • 新築でテレビを視聴する方法は、アンテナ・ケーブルテレビ・光回線の3種類
  • もっとも安く、スピーディにテレビを見たい方にはアンテナがオススメ
  • 電波の弱い地域に住んでいて、たくさんの専門チャンネルが見たい方にはケーブルテレビがオススメ
  • 高速インターネットとセットで契約したい方には光回線がオススメ
  • 新築で人気のアンテナは、箱型の「デザインアンテナ」

どの視聴方法を選ぶかは、あなた次第。
とはいえ、視聴方法選びに時間をかけて、引っ越し直前にあわてて工事業者に依頼すると、希望の日程で工事できない可能性があります…!

新築でテレビを視聴するための工事予約は、遅くとも1〜2週間前には完了するようにしてくださいね。

「他の手続きが忙しくて、工事を予約するヒマがなかった…」
「引っ越しを終えたあとで、テレビの準備をしていないことに気付いた!どうしよう…」

このような方は、累計20,000件*以上のアンテナ施工実績を持つ、私たち「みんなのアンテナ工事屋さん」にご相談ください!
*2023年1月25日現在。アンテナ設置および修理の施工実績。 

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
皆さんが自分にあった方法で、楽しくテレビを視聴できるよう祈っています!

アンテナ相談室のお役立ちコンテンツ

工事前に知りたいテレビアンテナの種類

こんな方にオススメ!

  • テレビアンテナの種類を知りたい
  • アンテナの費用相場を知りたい
  • テレビアンテナの設置方法を知りたい
テレビアンテナの種類
よくあるテレビトラブル

こんな方にオススメ!

  • 特定の番組だけ映らない
  • テレビのノイズがひどい
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よくあるテレビトラブル